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InstallCoLinux » 履歴 » リビジョン 3

リビジョン 2 (Yuumi Yoshida, 2007-11-17 18:04) → リビジョン 3/27 (Yuumi Yoshida, 2007-11-17 18:49)

= coLinux で作る 快適Ruby on Rails開発環境 = 

 == 対象者 == 

  * Windows PC 上で快適に Ruby on Railsの開発がしたい人 
  * Linux(Unix)の基本的なコマンドや設定がわかる人 
  * CUI(コマンドライン)の好きな人 


 == 参考資料 == 

  * WEB+DB PRESS Vol.40    「特集2 coLinux,Emacs,GNU screen,zsh[定番]Linux開発環境」 http://gihyo.jp/magazine/wdpress/archive/2007/vol40 

 == インストール == 

 === 準備しておくソフト === 
  * タミナルエミュレータ (例 PuTTY    http://yebisuya.dip.jp/Software/PuTTY/) 
  * bz2が扱える解凍ソフト(例 Lhaz http://www.chitora.jp/lhaz.html) 
  * エディタ (例 サクラエディタ http://sakura_editor.at.infoseek.co.jp/) 

 === coLinux インストール === 

  1.    ネットを監視するセキュリティソフト(Notne, Macfee...)を OFF にする 

   [[Image(secure_off.png, 375)]] 

  2. http://sourceforge.net/project/showfiles.php?group_id=98788 から以下をダウンロード 
   * coLinux本体:    coLinux-0.7.1.exe  
   * Ubuntu Linux イメージ :    Ubuntu-6.06.1.ext3.1gb.bz2 
 
  3. coLinux-0.7.1.exe を実行してインストール 
   * Choose Components 画面では    '''Root Filesystem image Download'''    はチェックを外して下さい。 
   * インストール場所は適当に設定して下さい。ここでは '''D:¥Program Files¥coLinux¥''' にインストールしたとして書いています。 

  4.    Ubuntu-6.06.1.ext3.1gb.bz2 を適当な解凍ツールを使い、coLinuxをインストールしたディレクトリー(ここでは:¥Program Files¥coLinux¥)に解凍します。 

  5. coLinux 設定ファイルを作成します。 
    i. D:¥Program Files¥coLinux¥xample.conf をコピーして D:¥Program Files¥coLinux¥ubuntu.conf という名前にします。 
    i.    ubuntu.conf ファイルを以下のように変更します。(変更した行のみ書きます) 
 {{{ 
 cobd0="c:¥coLinux¥root_fs" 
    ↓ 
 cobd0="D:\Program Files\coLinux\Ubuntu-6.06.1.ext3.1gb" 

 ro 
    ↓ 
 #ro 

 #mem=64 
    ↓ 
 mem=256   

 

 eth0=slirp 
    ↓ 
 eth0=tuntap 
 }}} 
     '''注意''' mem= は coLinux のメモリー割り当てです。メモリーをたくさん積んでいるPCの場合は大きい方が良いかもしれません、 
      私が使っているPCはWindowsXP メモリー 1Gbyte のものです。 

  6. DOSプロンプトを開き、coLinux を起動します 
 {{{ 
 > D: 
 > cd ¥Proguram Files¥coLinux 
 > colinux-daemon @ubuntu.conf 
 }}} 

   [[Image(dos.png, 375)]] 

  7.    設定に間違いが無ければ、 DOS 窓に上のようなメッセージが表示され、別ウィンドウに 以下のように coLinux が起動されます。 

    [[Image(coLinux.png, 375)]] 

    上のように、 '''ubuntu login:''' が表示されれば成功です。 


 === ネットワーク設定 === 

 ネットワーク構成ですが、coLinux にはPCとは別のセングメントを割り当てます。[[BR]] 
 coLinux と PC のネットワークの間は TAP-Win32 というドライバー(ブリッジソフト)が変換するので、coLinux と PC は通信が出来ます。[[BR]] 
 しかし coLiunx からインターネットにアクセスできません、そこでWindowsの「インターネットの共有」機能(NAT)を設定し、coLiunx からインターネットにアクセスできるようにします。 

 WindowsXP HOME Edition では、インターネットの共有で設定出来るアドレスは 192.168.0.1 に限られるので、今回は以下のように設定します。 
  *    coLinux : 192.168.0.2         (192.168.0.2 〜 192.168.0.254 なら変更可能) 
  * TAP-Win32: 192.168.0.1 

 また、PC 、インタネット接続のルーターは以下のアドレスになっているとして書きます。 
  * PC : 192.168.1.12 
  * ルーター:    192.168.1.1   

  1. PC 側設定 
    i.    coLinuxが立ち上がった時点で、ネットワーク接続を表示すると以下のように、TAP-Win32 Adapter とうローカルエリア接続があります。[[BR]]ここでは「ローカルエリア接続 3」になっていますが環境によって違う名前が付きます。 

   [[Image(net_list.png, 375)]] 

  2.    TAP-Win32 Adapter のプロパティーを表示し、アドレスを 192.168.0.1 に設定します。 

   [[Image(net_prop1.png, 375)]]     [[Image(net_prop2.png, 375)]]